講演会の主旨が決まった後で、どの講演者を招くのかを考えても、なかなか良い人選は浮かばないと思います。講演者選びは、講演会企画前もしくは企画中から意識しておくことが必要です。日頃から新聞や雑誌に目を通しておき、誰がどのような発言をしているのかをチェックしておきましょう。できれば、この作業も一人だけで行うのではなく、主催する全員で取り組むほうがベターです。人数が多ければ多いほど、アンテナの数も多くなります。また、講演者選びは肩書きや職業に捉われず、柔軟に選ぶことが必要です。お笑い芸人を呼んで、面白おかしいフリートークをしてもらうというような安直な考えはやめておきましょう。あくまで「聞きたい話」があってから、誰が「その話をできるか」という順序で人選しなければいけません。意外に政治的な話を楽しく語れるのが、何のしがらみもないタレントさんということもあるかも知れません。
講演者への出演依頼に関しては、2〜3ヶ月前までに済ませておくことが理想的です。講演者にも構想の組み立てやレジュメ・資料作成などの準備時間が必要ですので、最低でも1ヶ月前には依頼するようにしておきましょう。ただし人気講師の場合は、半年・一年先の講演スケジュールが埋まっていることも珍しくありません。そのあたりを考慮して、早めに複数の候補日で依頼するのも一つの方法です。

講師が決まったからといっても、まだまだ安心はできません。開催までの準備期間も重要な時間です。しっかりと準備して、気持ちよく当日を迎えられるようにしましょう。